2016年02月10日
手話シンガー
だいぶ過ぎ去ってしまった感がありますが・・・(笑)
2/6(土) に 自治会の人権学習会がありました
今回の人権学習は、役員のお手伝いとして裏方に参加しておりました
人権学習会というと・・・私のイメージとしては堅苦しい講演会という感じ
大切なことだし、アンテナをはって様々な話を聞くのは大事とわかっていても
聞きに行こうと足を運ぶにはちとハードルが高い感じがします
下手すりゃ、睡魔に負ける時間・・・(←超失礼!)
今回の学習会の講師として招かれたのは、手話シンガーソングライターのyokkoさん

最初、手話シンガー???なんだろ?というのが正直な感想

事前にびわこ みみの里でコンサートがあり聞きにいってびっくり!
講演会というよりも、心温まる歌のコンサート
声だけでなく、手話という表現を使って歌うとても素敵な可愛らしい女性
yokkoさん自身が、歌手活動をしているときに声が出なくなるという経験をしています
歌う事が出来なくなる・・・それは私が想像する以上に不安で苦しい日々だったと思います
その苦しみの中で出会った手話、手話の先生が今のyokkoさんを生み出しているんだなぁと
お話を聞きながら、しみじみ思いをはせてみる
『 苦しみを経験し、乗り越えた人の笑顔は本当に美しい 』
そんな言葉を聞いたのは、去年の子供会の役員時代に聞いた講演会でやったなぁ
本当に苦しみ、辛い思いを経験し、それを乗り越えた人が持つ強さと美しさ
そして何よりも、他者にたいする優しさ
それが歌から、手話から伝わってきます
人権ってなんやろね???
人が人間として幸せに生きる権利
誰もが分かってること
でも、人に対する偏見というものは日常にひそみ
周囲に当たり前のように存在しているものでもある
yokkoさんの話の中で、様々な言葉が勉強になりました
「 私が通っていた手話の先生は、ろう者でした。でも、ある時音楽が大好きなの!と先生が言ったことばに驚いたんです。ろう者なのに、音楽を??と・・・でも、そう思ってしまう事は差別じゃないのか?って気づいたんです。」
yokkoさんの手話の先生は、耳は聞こえないけれど
体で音楽を感じて楽しむことができることを教えてくれたそうです。
誰もが心の中にもっている当たり前と思っている価値観は、時に偏見にもなりうるものだと
そんな風に思いました
この学習会は、絶対に子供にも聞かせたい!と思って
suu も yuu も強制参加
当然、会場の設営やらお手伝いも!(笑)
家族総出でお手伝い
人権学習と聞いて、最初は嫌そうな顔をしていたけれど
実際に聞いてみたら、二人の心には響いたようです
suu は、自治会長がCD買ってるから、貸してもらえないかな?と言ってきた(笑)
苦しんだり、あがいたりという経験は
思春期の子供たちの心に、よく響くと思います
思春期に突入した、二人を見ていると
自分と他者の違いに戸惑い
心の中に吹き荒れるものがあり
今までとは違う何かに気づき戸惑い
自己が確立しつつあって羽ばたきたいけれど
まだ不安もあって・・・そんな自分の心を持て余す
特別な出来事がなくても、心の中では様々な感情や思いがうまれる世代
日々、移ろいゆく心の状態を垣間見て
子供と大人の入り口をいったりきたりしているよう
おー思春期やなぁ~ 自覚してないやろけれど~と見ている私(笑)
だからこそ、yokkoさんの唄やお話は響いてくると思います
色んな人がいます
色んな価値観があります
自分と他者は、違うもの
たとえ家族でも、違うもの
だからこそ、歩み寄ると意識すること
相手を知ろうとすること
自分の言葉が、態度が、その人の心に傷をつけないかを思いやること
そんなことが必要になってくる
それは、身近な家族や友達だけじゃなくて
少し意識して視野を広めたら
話すことが出来ない人、耳が不自由な人
目が不自由な人、四肢が不自由な人
まわりとのコミュニケーションが苦手な人
本当に本当に様々な人がいることが、当たり前に分かってくる
もしかしたら、こんな小さな当たり前なことから
人が幸せに生きていける権利が生まれてくるのかもしれないなぁ~
学習会が終わってからは、役員&役員子供たちで打ち上げ!
yokkoさん、子供たちとたくさん遊んでくれて、子供達も楽しそうでした
楽しく学べる、本当に最高だったと思います
とっても楽しい時間で締めくくれて、楽しい素敵な一日でした

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Posted by iku★ko at 10:05
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