2015年03月18日
シェイクスピアの世界
今日は、昼間はうららか~~~というか、春らしい気候でしたね
肌に優しく、どこかぼんやりとした空気が満ちているのは
かすみがかった春ならではの気がします♪
快晴!というお天気も好きだけれど
気ぜわしい3月には、このぼんやりとした春の気候が優しく感じます
のほほ~~んとした空気の中、今日は行ってきました!
滋賀県立近代美術館

見つめて、シェイクスピア—美しき装丁本と絵で見る愛の世界—
今回の企画展は、シェイクスピア!
シェイクスピアの作品、戯曲の挿絵や、絵画・班がなどが勢ぞろい
まともに作品を読んだことはないけれど、なんとなぁく知ってるのがシェイクスピアの作品
そのなかでも、個人的には 『真夏の夜の夢』 は大好きです
あらすじ程度にしか知らなかった私が見ても
どの作品も、とても魅力的なものでした
そして、その魅力の根源はシェイクスピアの世界観だと思いましたわ
あらためて、挿絵や絵画・版画から感じられるシェイクスピアが表現しているものは
人間の感情
時に、美しく華やかな気持ちにさせてくれる感情
または、どこまでも醜く恐ろしさを秘める感情
その全ては、『人間の生き方』を表している・・・そんな気持ちになりました
私達は、感情があるから人生に、生活に彩をそえることができる
もちろん美しい感情だけが彩をそえるのではなく
醜い感情ですら、人間そのものを表し、その闇の部分も人間味としている
シェイクスピアの作品 『お気に召すまま』 にも出てきますね~
この世はすべて舞台だ。
そして男も女もその役者に過ぎない。
活字を、文章を読み想像し、自分の中でとらえるという作業も好きですが
今回の企画展のように、絵画という形になった世界に触れることで
様々な表現を感じられるのも、とても楽しく有意義な時間でした
人間は、感情をもつことで苦しむこともあるけれど
感情があるからこそ、鮮やかな美しさに感動することもできるなぁと
しみじみいろいろ考えてしまいました
挿絵や絵画だけではなく、今回の見どころはもう一つありましたよぉ!
「シェイクスピア」をテーマにした装丁本!!
最初、装丁本って???と分かっていなかったのですが
並んでいるのは、美しくデザインされた本でした
素材も多種多様ですが、一つ一つが芸術作品として納得できる本なんです
その繊細なデザインや、こだわりのデザインは見ていてとても面白かったです
会場にあった、一冊の絵本・・・それを読んでとても感動しました
フランスには本を修理してくれるおじさんの話です
『ルリュール おじさん』 いせひでこ著
とても大切に本を扱い、修理をし、本に新しい命を吹き込む職人さんの話です
その絵本を読んでから、並ぶ美しい装丁本を見ると感慨深いものがありました
気ぜわしい3月
時間を作って、美術館に足を運んでみると
心には栄養を与えることができる時間をもてました
心をほこほこにした帰りは、周囲の森から ホ~ホケキョ!! とウグイスの声が聞こえてきました
春ですね!
芸術に触れるのは、秋でなくてもいいなぁ~年中オッケー(笑)
気ぜわしいときこそ、ゆったりと心が凪いでいく時間を持つことが大切だなぁと
そんな素敵な時間をすごすことができました
春休みがやってきます!
親子で見るのも楽しいかも!
見つめて、シェイクスピア—美しき装丁本と絵で見る愛の世界—
2015年2月7日 ~ 2015年4月5日
滋賀県立近代美術館
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Posted by iku★ko at 23:09
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